ワードプレスのSEO対策の一つとして、リンクジュース(リンクの構造によるページの価値)が著者のリンクに流れないようにテーマをカスタマイズする方法を解説いたします。
なぜ著者ページにリンクジュースが流れると良くないのか?
上の画像のように、多くのテーマでは著者のリンクがすべての投稿についているかと思います。しかし、もし著者があなた一人しかいない場合ユーザーにとって著者ページというのは意味をなさないためそこに、ユーザーがクリックでジャンプする必要はありません。
Googleにとっては、しかし多数のリンクが集中しているページを重要視するアルゴリズムですのでこのページが不当に高く評価されてしまいます。この実際には重要でないページをrel=”nofollow”という記載を行って重要なページではないとGoogleに教え、他の記事ページの評価を相対的に上げる事はSEO対策にとって有効な対策となります。
著者へのリンクすべてにrel=”nofollowをつける”
テーマファイルの、記事一覧を表示しているページや、記事を表示しているページすべての著者リンクを確認します。具体的には、テーマのすべてのファイルを検索して「get_author_posts_url」という文字列を含むファイルをリストすると簡単です。
(archive.php single.pnpの二つが主に対象となるかと思います)
get_author_posts_urlとは、著者ページへのリンクを出力する関数です。
置き換えの例
<a href=”<?php echo esc_url( get_author_posts_url( get_the_author_meta( ‘ID’ ) ) ); ?>” rel=”nofollow”>
<?php printf( __( ‘View all posts by %s <span class=”meta-nav”>→</span>’, ‘twentytwelve’ ), get_the_author() ); ?>
</a>
上記のような著者リンクのコードを見つけたら太文字のように、リンクにすべてrel=”nofollow”をつけましょう。これによってGoogleにこのリンクはたどらないでよい(リンク先は重要なページではない)と教える事になります。