ワードプレスの移転後に、ドメインの変更を伴う場合全ての記事やページを同一の内容にリダイレクトして、Googleのインデックスが書き変わるまで待つ必要がございます。ここではドメイン変更に伴う移転後に全てのページや記事をリダイレクト処理する方法を解説します。
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ドメイン変更を伴う移転でリダイレクトが必要な理由

リダイレクトとは、元々のURLに誰かがアクセスしたときに新しいURLにユーザーを強制的に移動させる為の処理です。301リダイレクト処理は一瞬にして行われる為、ユーザーが気づかない程の瞬間に新しいURLに誘導する事ができます。この処理を移転後に行わないと、旧URLにアクセスしたユーザーは情報にたどり着く事ができなくなります。
また、Googleの検索結果に表示される情報も旧URLのまま書き変わらず、新しいURLにアクセスが来なくなり、むしろGoogleが新しいURLのコンテンツを重複コンテンツとして表示しなくなる可能性すらあります。
このため、ドメイン変更を伴う移転を行った際は旧URLを最大半年程(小規模の記事数の場合は数週間)残しておき、リダイレクト処理をしてGoogleのインデックスが書き変わるのを待つ必要があります

移転後の記事やページのパーマリンク(ドメイン名以降のURL)をあわせる

旧サイトから新しいサイトへサイトを丸ごとリダイレクトさせるには、ドメイン名以降のURL(パーマリンク構造)が全く一緒だと簡易にリダイレクト処理が行えます。この部分は新旧あわせておいた方が良いかと存じます

例:

旧URL http://aaaaa.com/gallery/airplane
新URL http://bbbbb.com/gallery/airplane

htaccessの設定でサイトを構造的に丸ごとリダイレクトする

サイトを丸ごとリダイレクトするには下記のようなhtaccessファイルを旧サイトのディレクトリにアップロードいたします。この事により例えば旧URLの特定の記事にユーザーがアクセスしたときに新URLの同一内容に記事にユーザーを誘導する事ができます。またGoogleのインデックスも正しく書き変わります(インデックスの書き換えまでは一般に最大半年程待てばよいとされています)。

RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteCond %{HTTP_HOST} !aaa.com$ [NC]
RewriteRule ^(.*)$ http://aaa.com/$1 [L,R=301]

*aaa.comの部分は新URLに書き換えてください

検索結果のURLがすべて書き換わったか調べる

Google検索に下記のクエリを入力して検索します

site:example.com

example.comのところは旧ドメイン名で置き換えてください。検索結果にGoogleでインデックスされている旧ドメインのページがすべて表示されます。
この結果で必要なページがすべてでなくなっていたら書き換えが正しく行われていることを示します。

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