こんにちは、今回はWordpress(ワードプレス)でよく出る、400エラー、404エラー、405エラー、500エラー、503エラーについてその意味や原因、対策を解説いたします

Stressed-Student

400 Bad Requestエラー

ブラウザから送信された、URLがサーバーのプログラム側で正しく解釈できないときにこのエラーが発生します。ブラウザからの情報の送信はhttpという通信の様式で送信されますが、その要求が所定の様式で記載されていない事が原因です。

ワードプレスでこのエラーが出る事例

・パーマリンクが長過ぎてサーバーで解釈できない
この場合は、該当記事のリンク文字列を短くします

・何らかのスラグ関連プラグインが日本語のURL変換をミスしている
スラグとは、ワードプレスのリンクURL生成の為の設定ですが、海外制のプラグイン等を使用していると日本語のスラグの処理が間違っていて400エラーが出る場合があります

404 not foundエラー

404エラーは、要求されたURLにファイルが存在しないという意味です。ワードプレスではパーマリンクというURLを見せかけ上だけ変えて処理する機能が付いており(ワードプレスで要求されてているファイルは実はindex.phpだけで、このファイルに様々なパラメータを付与してページを表示しています)、パーマリンクの設定不全でこのエラーが出る事が多いです

ワードプレスでこのエラーが出る事例

・htaccessの設定が不全で、記事リンクが全て404エラーになった
管理画面の「設定」→「パーマリンク設定」でパーマリンクをもう一度設定します。又はhtaccessファイルの記載を正しく修正します

・下層の固定ページのリンクが404エラーになった
テーマに記載してあるリンクがずれてしまった、htaccessの設定不全が主な原因として考えられます

参考記事:WordPress ワードプレス ログインできない 404 Not Foundと表示される
参考記事:WordPress(ワードプレス) 移行での不具合事例:トップページ以外表示されない

405 Method not allowedエラー

このエラーは滅多に出る事はありませんが、ブラウザがファイルをサーバーに要求するときにpostやget等の数種類のファイル要求のパラメータを送り込む方式があります。この中でサーバーの設定によって一部のパラメータの送信方式が許可されていない、もしくはファイル単体のパーミッション設定により、パラメータ自体の送信が許可されていない時にもこのエラーが出る事があります。

500 internal server errorエラー

ワードプレスでは非常に良くあるエラーの一つです。ページが真っ白になっているときは10中8、9裏側ではこのエラーが出ていると考えてよいと思います。意味は、サーバー内でのプログラムの実行が、プログラムのミスによって矛盾を引き起こし、強制停止された事を示します

ワードプレスでこのエラーが出る事例

・functions.phpを編集したら突然500エラーが出てサイトが全て表示されなくなった
functions.phpにエラーを含んだプログラムを記載したり、日本語の空白などの文字が混入したときにこのエラーが出ます。FTPでfunctions.phpをダウンロードしエラー修正し、今一度アップロードします

・フォルダのパーミッションの不正
サーバーによっては、ワードプレスのトップディレクトリが書き込み可でないとこのエラーが出るサーバーがございました。ワードプレスのトップディレクトリのパーミッションを777や707に変えて改善しないかを確認します

・ワードプレス本体やプラグインを更新したらこのエラーが出た
原因の多くは、更新が不完全に終了した事や、プラグインと本体との相性の問題です。

参考記事:ワードプレスの更新や修正で真っ白になった時の原因-テーマ、プラグイン、本体別で解説

503 service temporarily unavailableエラー

503エラーの意味は、サーバーが閲覧者の数を制限している為にページを表示できなかったという意味になります。サーバーの制限転送量を超えたアクセスがサイトにあるとこのエラーが出ます。(主な原因はアクセス集中による物です)
対処方法にはより大きな転送量を許可しているサーバーに乗り換えをする、CDNを導入しサーバーの負荷を軽減する等の不法が考えられます。

参考記事:WordPress(ワードプレス)にCDNを導入して、サーバー負荷軽減とサイト高速化を行おう

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