ワードプレスでメディアを構築してアクセス数が伸びてきたら、お問い合わせ数や購買数などのコンバージョンレートも増やされたいと存じます。アクセス数が大きいのにお問い合わせ数があまり伸びないという課題を抱えられているサイト様も多いのではないでしょうか?
今回はクライアント様の依頼事例や弊社サイトで行っている施策を5点ご紹介したいと思います。

サイドバーやバナーをほとんど見なくなっているビジター

現在、ウェブサイトのバナーやサイドバーをほとんど訪問してくれた人が見ていないという研究結果もあり、単純にウェブサイトで情報収集だけをしてビジターがそのサイト本来のサービスに気づかずに立ち去ってしまうということが往々にしてあります。
この場合、本来のサービスをユーザーに提供できないことから多少もったいない状態といえますね。この状況を打破するために様々なワードプレスのカスタマイズによる手法が存在します。

施策① 記事下にお問い合わせへの導線を自動挿入します

サイドバーにお問い合わせへのリンクを置くだけではなく、記事を読んでくれたユーザー様に向けて記事下にお問い合わせへの同線や、商品購買への導線を置くとビジターが気づきやすくなるので効果的です。
またワードプレス上にセッション値(ユーザーがページ遷移しても保持される任意の値)を取得するプログラムを作り、最後にいた記事からお問い合わせフォームの内容を変えるなどのことも技術的に可能です。

施策② 記事下に直接お問い合わせフォームを置く

こちらもワードプレスドクターのお客様のご依頼で行った施策の一つですが、ワードプレスをカスタマイズして記事のすぐ下に、お問い合わせフォームを自動生成し、お問い合わせ内容の一部が記事内容に合わせて書き込まれた状態にすることが可能です。

このことにより、ユーザーはサイトの本来のサービスについて気づく可能性が高くなり、即座にお問い合わせをそのページから行うことができるようになります。

施策③ 検索エンジン経由のユーザーにのみ、ポップアップでサービス内容を知らせる

検索エンジン経由でサイトに訪問してくれるユーザーの多くは、集中して記事本文を読んでいるためなかなか本来のサイトサービスにまで目を届けてくれることができません。
このユーザーの方向けに、検索エンジン経由から来た方だけ向けのポップアップ表示をすることが効果的です。このポップアップはアニメーションし、サイトの本文表示を邪魔しないように右隅やメニュー部分に表示することが可能です。
アニメーションすることにより、ユーザーに対する視認性が大きく高まります。


※ワードプレスドクターでも検索エンジン経由のユーザー様に、本文が見えなくならないように配慮しつつ、ある程度記事を読み進めたらポップアップが出るような仕組みを導入しています。

ただ、オールオーバー広告というユーザーが見ている記事の全面に表示する方法は、検索エンジンがペナルティーを科すことを明言しておりあまりお勧めできません

施策④ お問い合わせフォームは必要最小限かつ、お問い合わせしたいサービス内容を選択できるように

お問い合わせフォームにユーザーが記載しなければいけない情報は、必要最小限に抑えることが大切だと考えます。
お問い合わせフォームまでユーザーが到達してくれたのに、ごちゃごちゃとしていて入力内容が多いと面倒臭くなってしまう可能性があるからです。また必要以上の個人情報を見ず知らずの他人のサイトに向けて知らせてしまうこともユーザー様にとってはハードルとなります。

逆にユーザー様のお問い合わせフォームでのアクションは増えてしまいますが、お問い合わせフォームでサービス内容を選択できるようにしておくメリットは、サイトのサービスで何ができるのかをその場で認知していただける効果があります。

お問い合わせフォームに来たのに、どんなことをサービスとしてやってくれるかが曖昧だとユーザーが何を聞いてよいのかわからなくなってしまう危険性があるのです。

施策⑤ サイトのサービスで解決できるユーザー様の課題を主軸に発信する情報を考える

やみくもにアクセス数を増やすだけですと、サイトのサービスとしてユーザーの課題解決ができない情報の発信が多くなり、アクセス過多によりサーバーが重くなるだけです。サービスを提供しているサイト様の場合はそのサイトで提供しているサービス内容に即した、情報の発信内容をユーザー層を定義しつつ発信した方がより効率的かと思います。

ゆえにビッグワード(検索数の大きなキーワード)だけでなく、スモールワードでもサイトのサービスと即したキーワードの場合は、その情報を発信していく方がよりお問い合わせが増える可能性があります。
またここぞというときに役に立った情報は、訪問者がリンクしてくれる率も格段に大きくなるのです。

お問い合わせ数を増大するための施策のワードプレスカスタマイズやご提案のご依頼はワードプレスドクターまで