最近多数のご相談、ご依頼をいただいています、さくらインターネットをお使いの企業様個人様の方々でワードプレスのプラグインをアップデートしただけでワードプレスサイトが見れなくなる(500 Internal Server Error エラー 真っ白)、管理画面も表示されなくなりログイン不可能になるという現象について対処方法をその依頼事例の解析からパターンが浮かび上がってきましたので解説いたします。


プラグインの更新後真っ白になる理由

現在PHPというワードプレスの基盤プログラミング言語のバージョンは7.2になりました。ただ、さくらインターネットのサーバーを長くお使いの方は多くの場合PHPのバージョンが5.2以下となっています。
このPHPのバージョンに特定のプラグインが対応していないことが原因となっていることが多いです。

プラグインのエラー

弊社で修正させていただきました、時に最も多くワードプレスでエラーを引き起こしていたプラグインは、WordPress Related Postsというプラグインです。関連記事を表示するプラグインとなります。
このプラグインは、プラグインページの変更履歴に記載があるようにPHP5.4以上が必要となっています。PHP5.2以下ではエラーとなるコードを含んでいるため500エラーとなり管理画面からアップデートしただけでサイトが表示されなくなります。

他にも
Yoast SEO
wpdm
等いくつかののプラグインでも低いPHPバージョンでエラーを引き起こす可能性があります。

エラーの解決方法1 プラグインをダウングレードする

WordPress Related Posts の古いバージョン(3.6.3以下)をダウンロードしてFTPでwp-content/plugins/フォルダに上書きで再度アップロードします。

エラーの解決方法2 さくらインターネットのPHPバージョンを上げる

さくらインターネットのPHPは、バージョンを簡単に切り替えることが可能ですので、PHPバージョン5.6に変更します。PHP7以上にすると今度はそちらに対応していないプラグインも多数ございますので他のエラーが出る可能性が高くなります。


参考ページ
SakuraインターネットでPHPのバージョンを変える方法

ワードプレスのエラーの修正はWPドクターにご依頼、ご相談ください