ワードプレスのデータベース容量が肥大すると、メモリ不足エラー(Fatal error: Allowed memory size of XXXXXX bytes exhausted)が発生したり、サイトの管理画面やサイトの速度が低下することがございます。
データベースの容量を軽くするや不要な投稿を削除するために、ペンディング、レビジョン、ドラフトや日付指定等の条件指定をして一括で投稿を削除できる大変便利なプラグインBulk Deleteをご紹介します。
この記事の目次
ワードプレスの投稿を条件指定で一括削除できるプラグインBulk Delete
Bulk Deleteをインストールされるには、ワードプレスの管理画面 プラグイン>新規追加>検索で Bulk Delete と入力し、インストールと有効化を行います。
Bulk Deleteの使い方ー基本
管理画面、左メニューにBulk WPという項目が追加されますのでその中から、Bulk Delete Posts(投稿の一括削除)を選択します。
※その他にも、Bulk Delete Pages(固定ページの一括削除)、Bulk Delete Users(ユーザーの一括削除)、Bulk Delete Meta Field(メタフィールドの一括削除)も選ぶことができます。
①公開済み 、予約済み、下書き 、レビュー待ち 、非公開 、保留中等のステータスの投稿を削除できます。
②削除する日付範囲を選ぶことができます。 Older Than(X日前より古い記事)、Posted Within(X日以内に投稿された記事)
③ゴミ箱に入れるか、一気に削除してしまうか選択します
④条件に合致する 最初のX記事のみ削除します(非常に多くの記事を一括削除するとタイムアウトになる場合に利用します)
⑤徐々に削除するか、今すぐ削除するか選択します
Bulk Deleteの使い方ーそのほかの条件での一括記事削除方法
カテゴリーやカスタム投稿タイプ指定による一括削除
投稿タイプとカテゴリーを複数指定して一括削除することが可能です。
タグ指定による一括削除
レビジョン(自動保存の投稿変更履歴)の一括削除
おまけ;レビジョン(投稿の変更履歴)が今後たまらないようにするには?
wp-config.php に下記のように記載するとレビジョンの数を制限することができます。
※レビジョンを10本までの保存に制限
define( ‘WP_POST_REVISIONS’, 10 );
下記のように記載すると、自動保存の時間間隔を設定できます
※自動保存の間隔を600秒(10分)に変更
define( ‘AUTOSAVE_INTERVAL’, 600 );