ワードプレスには、ショートコードと呼ばれる短い処理を[]で囲んで出力させる仕組みがあります。今回はカスタムなショートコードを作成する方法を解説いたします。

ワードプレスのショートコードを自分で作成する

早速、オリジナルなショートコードを作成するコードをご紹介します。

[myshortcode]

と投稿やウィジェットに記載して、「こんにちは!」と表示するコードは下記のようになります。

function myshortcode_output() { 
    $output = 'こんにちは!'; //ここに出力内容を記載します
    return $output;
} 
add_shortcode('myshortcode', 'myshortcode_output');

こちらのコードをテーマに含まれるfunctions.phpの最下部に記載されて、お好きな場所(投稿やウィジェット)に[myshortcode]と記載されると出力されるかと思います。

ショートコードをプログラムファイル内で実行する

このショートコードは、PHPのプログラム内でも実行することが可能です。PHPコード内で実行するには下記のように記載します。

echo do_shortcode("[myshortcode]");

ショートコードに広告のコードを埋め込む

ショートコードに広告のコードを埋め込むと、コンテンツに広告を埋め込む際にとても便利になりますね。ショートコードで広告を埋め込めるようにしてみましょう。

[adshortcode]

というショートコードでGoogleアドワーズの広告を出力するコードは下記のようになります。

function adshortcode_output() { 
$string .= '<script async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script>
<ins class="adsbygoogle"
 style="display:block; text-align:center;"
 data-ad-format="fluid"
 data-ad-layout="in-article"
 data-ad-client="ca-pub-0123456789101112"
 data-ad-slot="ここにアドワーズの広告IDを記載してください!"></ins>
<script>
 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
</script>';
return $string; 
}
add_shortcode('adshortcode', 'adshortcode_output');

こちらのコードをテーマに含まれるfunctions.phpの最下部に記載されて、お好きな場所に[adshortcode]と記載されるとアドワーズ広告が出力されるかと思います。

ショートコードに数値や、変数を渡して場合分けする

ショートコードに変数を渡して場合分けすることも可能です。

[myshortcode watasitai=’1′]

と投稿やウィジェットに記載して、上記のように「1」を渡した場合のみ1です!と表示してみましょう。

function myshortcode_output() {
    $value = $atts['watasitai'];
    if($value=='1'){
        $output = '1です!'; 
        return $output;
    }else{
        return '1ではありません!';
    }
} 
add_shortcode('myshortcode', 'myshortcode_output');

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