ワードプレスの速度が非常に遅い(分単位で表示するまでかかる)場合、ページ内に存在しないファイルを読み込もうとしてそこで処理が止まってしまっていることがよくございます。
この存在しないファイルの問題を解決するだけで劇的にサイトの速度が向上することがあります。


遅いページに読み込めないファイルがないか調べる

1 サイトの読み込みが遅いページをChromeブラウザー(FirefoxやEdgeにも同様の機能はございます)で開きます

2 画面上で右クリックして「検証」を選ぶと開発者用の画面が開きます

3 この画面で「NetWork」タブをクリックします

※このタブには、現ページでどのようなファイルが読み込まれているかをリストにして表示してくれます。

4 ブラウザー側で再度ページを読み込んでNetWorkタブに読み込まれているファイルを表示します

5 上記画像を拝見いただくと、赤く表示されていて「404」というステータスになっている存在しないファイルが一点あり、読み込もうとして大きな時間がたっているのがお分かりになるかと存じます。

このように読み込み不全がある場合、ブラウザーはそのファイルを読み込めるまで待ちますのでサイト表示が遅くなることがございます。特にJavascript(.js)が読み込めないときサイトがこの読み込み不全で非常に遅くなっていることがございます。

読み込まれていないファイルが見つかったときの対処方法

サイト内の画像ファイルの場合

その画像を投稿の編集画面で再アップロードされるか、画像の埋め込みを削除されてください。

サイト内のJS,CSSなどのプログラムファイルの場合

この場合、テーマやプラグインがどこからかそのファイルを読み込もうとしているにもかかわらず、そのファイルが存在しない状態になっています。
まず、テーマやプラグインのアップデートや再インストールをお試しください。
(テーマをカスタマイズしている場合はテーマが初期化されてしまいますのでアップデートされない方が無難です)

解決しない場合は、そのファイルを読み込んでいる個所を特定の上、読み込み部分を消すか、FTPソフトウェアなどで手動でそのファイルを補完する必要があります。

例としまして下記のファイルが読み込み不全である場合、このファイルはプラグインcontact-form-7に含まれているということでございます。

http://あなたのサイトのドメイン/wp-content/plugins/contact-form-7/includes/js/scripts.js

サイト外のJS,CSSなどのプログラムファイルの場合

この場合、サーバー内に手動でファイルを補完することはできませんのでテーマやプラグインでそのファイルを読み込んでいる個所をプログラムから削除する必要がございます。
このタイプの読み込み不全は、ヘッダーやウィジェットにある広告関連のプログラムであることが多いです。

プログラムの知識が必要となりますのでよろしければ弊社にご相談くださいませ。

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