ワードプレスの管理画面が重くなり読み込めなくなったというご相談を頂きワードプレスドクターで解決させていただきました事例をご紹介いたします。


クライアント様のご相談内容

株式会社****の****と申します。
今回ご相談する内容は以下の通りです。
管理画面にはログインできるのですが、ページが読み込めないことが多く、長い読み込みの後、真っ白になる、または以下のメッセージが表示されます。

致命的エラー: /home****/wp-includes/class-wpdb.phpの1777行目で、許容メモリ サイズ 225443840 バイトが使い果たされました (20480 バイトを割り当てようとしました)
致命的エラー: 許容メモリ/home/****/wp-includes/pomo/streams.phpの189行目で、225443840 バイトのサイズが使い果たされました (32768 バイトを割り当てようとしました)

管理画面にログインしていない時は一切読み込めないのですが、管理画面にログインしている時はほかのPC、スマホ端末からも閲覧できる状態になります。
こちらをどのような状況下でも読み込めるようにしていただきたいです。
ご確認のほど、よろしくお願いいたします。

ワードプレスのメモリエラーの解消

ワードプレスのメモリエラーの解消方法は最も簡単で一般的なのは、サーバーとワードプレスのメモリ容量を上げることになります。
サーバーのメモリ容量は各サーバーの設定画面にあることが多いのですが、.htaccessに記載することでメモリ容量を設定できる場合があります。(この設定が無視されるサーバーの場合もあります)

php_value memory_limit 800M

ワードプレスのメモリを上昇するにはwp-config.phpに下記の記載を行います

define('WP_MEMORY_LIMIT', '800M');

元々メモリ容量が低かったり、あまりにもワードプレスが大きなメモリを使用している場合は上記の設定でも解決しない場合があります

サーバーの元々のメモリ容量が100Mの場合は設定で800Mと書いても100Mの上限にしかならなかったり、1GBを超えるようなメモリをワードプレスが使用している場合は、何らかのバグを疑った方がいいかと思います。

この場合はワードプレス側のメモリの使用に関して詳細に調べて解決する必要がある場合があります。

例えば、この度ご依頼のエラーはclass-wpdb.phpで発生してることから、データベース関連の問題とデータベースから読みだしたデータがpomo/streams.phpで処理されるときにメモリエラーが発生していることがエラーの出力から考えられますので、データベースに巨大なデータがあり、それがメモリエラーを引き起こしていることが予測されます。

こういった場合は、データベース接続ソフトウェアで、巨大なデータの塊や多すぎるデータベーステーブルがないかを調べたうえで原因やそれが必要なデータなのかを判断の上、データベースの最適化やデータの削除、原因となっているプラグイン(機能)の停止などの対処方法を探っていくことになります。

WordPress ワードプレスの管理画面の不具合の修正のご依頼ご相談はワードプレスドクターまでお気軽にお送りください