検索結果に、身に覚えのない商品ページや、サイトのページがあなたのサイトの名称で出てくる事例が昨今多数確認されています。この場合の原因と対策を解説いたします。

検索結果に自信(自社)のサイトの名称やキーワードで知らないドメインのサイトがひっかかる場合

自社サイトの名称や、キーワードで検索し、Googleなどの検索結果に身に覚えのないドメインのサイトがひっかかり、かつそのサイトに飛ぶと、自社サイトのヘッダーやフッターが共通であるにもかかわらず、コンテンツの内容が置き換わっているようなサイトや、リダイレクトで不正な検証ページなどが表示される場合、
ハッキングを受けてサイトが改ざんされているのは、そのドメインのサイトであなたのサイトではない可能性が高いです。

なぜこのようなページが存在するかと申しますと、ハッカーがあなたのサイトのヘッダーとフッターのみを拝借して別のドメインのハッキング済みのサイトにコンテンツの中身だけが違う偽のページを作成しているためです。

この場合、ハッキングを受けている外部サイトが改ざんを取り除かない限り、検索結果に出続けることになりますので該当のサイトの連絡先にハッキングを受けている旨伝えて、改ざんを取り除いてもらう必要があるかと存じます。

検索結果に自信(自社)のサイトの名称やキーワードであなたのドメイン上の身に覚えのない商品ページ等がひっかかる場合

自社サイトの名称や、キーワードで検索し、身に覚えのない商品ページ等が多数引っかかる場合かつ、そのドメインがあなたのサイトである場合は、ハッカーによりあなたのサイトが改ざんを受けている可能性が高いです。

パターン1 身に覚えのないページの検索結果のリンクは404になる場合

この場合、ハッカーがあなたのサイトのサイトマップ(検索エンジンにどのようなページがあなたのサイトに存在するか通知するファイル)だけを改ざんしている状態であるかと思われます。
サイトマップの内容を確かめて、不正なサイトマップを削除し、脆弱性検査や、バックドア(マルウェア)検査や駆除を行う必要があります。

パターン2 身に覚えのないページの検索結果のリンク先があなたのサーバーのドメイン上に存在する場合

この場合は、さらに致命的であなたのサーバーのドメイン上にハッカーが偽のページを作成完了しているということになります。
この場合、かなり多くのファイルが生成されていたり、サイトのコンテンツが入っているデータベースまでも改ざんされている可能性がございます。

【無料】ワードプレス:マルウェアスキャン&セキュリティープラグイン [マルウェア・ウィルス検出と駆除] にてマルウェア検査をデータベースも含めて可能ですので上記のような状態になっている場合は検査を一度されることをお勧めいたします。

検索結果の身に覚えのない商品ページ等を削除する

こちらは、検索エンジンが再度あなたのサイトをクロールして不正なページがなくなっていることを確認するまで待たないと検索結果からは不正なページが消えないことになります。

Googleサーチコンソールを使えば、クリーンアップされたサイトマップを再登録して、より早くサイトの不正なページが存在しないことを検索エンジンに通知することも可能です。

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