ワードプレスのエクスポート機能から書き出された、XMLファイルをPHPプログラムで処理する方法を解説いたします。
ワードプレスの書き出しXMLデータをPHPプログラムで処理する
この方法は、PHPのsimplexml_load_file 関数を使います。
下記の例では投稿タイトルとリンクをXMLから次から次に取得するコードの例です。
※LIBXML_NOCDATA を第3因数に指定することでCDATAに囲まれたコンテンツも取得できます。
$the_xml = simplexml_load_file('XMLファイルのパス.xml', 'SimpleXMLElement', LIBXML_NOCDATA); foreach($the_xml ->channel->item as $item){ $title = $item->title; $link = $item->link; }
:(コロン)で分離されたデータを取得する
ワードプレスの書き出しXMLには、下記のようなコロンで区切られたデータが含まれます。
wp:post_id //ワードプレスの投稿ID
content:encoded //コンテンツのデータ
dc:creator //投稿者名
これらのデータを処理して、ワードプレスの投稿ID、コンテンツのデータ、投稿者名を取得する方法は下記のようになります。
$the_xml = simplexml_load_file('XMLファイルのパス.xml', 'SimpleXMLElement', LIBXML_NOCDATA); foreach($the_xml ->channel->item as $item){ $postid = $item->children('wp',true)->post_id[0]; //ワードプレスの投稿IDを取得 $content = $item->children('content',true)->encoded[0]; //コンテンツのデータを取得 $creator = $item->children('dc',true)->creator[0]; //投稿者名を取得 }