ワードプレスサイトを作成の上、クライアントに納品した場合、様々なプラグインを利用していて、そちらをクライアントが誤って非有効化してしまうとサイトに不具合が出る場合、プラグインの非有効化を防ぎたい場合があります。
この方法を解説いたします。
プラグインの非有効化を防ぐユーザー権限
ワードプレスには、全権限を持つ管理者以外にも様々な権限を設定したユーザーを作成することができます。
参考
ワードプレスのユーザー権限について、権限によって管理画面の内容を変える方法、他
この権限のうち、編集者権限は、プラグインの追加や非有効化などのプラグイン関連の権限を持ちませんので、編集者権限を作成しクライアントには編集者権限のみ利用してもらうという方法がございます。
編集者権限のユーザーを作成するには、ワードプレスの管理画面>ユーザー>新規追加>権限グループ より編集者を選べば可能でございます。
プラグインメニューを管理画面から特定のユーザーの場合消す
その他にも特定のユーザーでログインしている場合のみ、管理画面からプラグインのメニューを消すという方法もございます。
テーマのFunction.php に下記のようなコードを追加することで、管理画面のプラグインメニューを表示しないようにすることが可能です。
function hide_kanrigamen_menu() { if(get_current_user_id()==5){ remove_menu_page( 'plugins.php' ); } } add_action('admin_head', 'hide_kanrigamen_menu');
このコードはadmin_headにアクションを追加(処理に割り込み)し、プラグインメニューの生成を停止します。
get_current_user_id()==5 の部分で現在のログインユーザーのIDが5の場合にプラグインメニューの生成を停止しますので、この部分のIDを任意のユーザーのIDに変更いただくとそのユーザーでログインしているときのみプラグインメニューが管理画面から消すことが可能です。
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