ワードプレスのデータベースの肥大化の原因調査と解消のご依頼をいただいた事例をご紹介いたします。
クライアント様のご相談内容
この度のクライアント様のご相談内容は下記のようなものでございました。
現在運用中のサイトのデータベースサイズが全部で2.8GBあり、そのうち2.3GBが「wp-options」のテーブルです。
レコードを見ると、
・aiowps_captcha_string_info〜〜
・aiowps_captcha_string_info_time_〜
というデータが大量に生成されていました。このデータが何を意味しているのか、消しても問題ないのかの調査と、データベースの肥大化を解消していただけますでしょうか?
ワードプレスのデータベースのサイズはどれぐらいが最適?
ワードプレスのデータベースが消費している容量はphpmyadminというソフトウェア、もしくはワードプレスの管理画面のサイトヘルスの情報欄から調べることができます。
データベースのサイズはワードプレスに記事を投稿すればするほど大きくなっていきますので基本的には最適なサイズというのはありませんが、一般的には多くても数百メガという場合が多いです。
データベースサイズが大きくなることの弊害
データベースサイズが1GBを超えている場合かつ、記事が数千件以下の場合は、データベースサイズが過剰に重くなっている可能性があります。
データベースサイトが大きくなることの弊害としまして、下記のようなものがございます。
・データ呼び出しが遅くなりサイトの表示速度が低下する
・サーバー管理会社にデータベース容量の肥大化を指摘されたり、データベースの使用を制限されたりする
・何らかのバグが内部的に発生している可能性がある
データベースサイズを肥大化している原因
データベースを肥大化させている原因は、投稿のレビジョン、もしくは何らかのアクセス解析等のログの肥大化が原因である場合が多いのですが、純粋にプラグインやテーマのバグで無用なデータが大量にデータベースに書き込まれていしまっていることが原因の場合もあります。
こちらのクライアント様の場合、セキュリティープラグインが過剰にキャプチャ関連の情報をデータベースに書き込んでしまっていたことがデータベース肥大化の原因となっておりました。
ワードプレスドクターで原因調査と、データベースの最適化を行い、データベースのサイズを数百メガにまで減少させ、オーバーヘッドを解消し、最適化させていただきました。
そのほか投稿のレビジョンの整理や無駄なログやデータの消去、データベースの最適化も当社で代行可能です。
WordPress ワードプレスの様々なバグや不具合の修正を経験豊かな専門家が代行いたします。お気軽にご依頼・ご相談お送りください