ワードプレスの配布停止されたプラグインへの対処方法

ワードプレスのプラグインは、製作者やワードプレス公式の運営の都合で配布停止されることがあります。この場合の対処方法を解説いたします。

なぜプラグインの配布が停止される？

プラグインの配布・ダウンロードURL自体がアクセスできない場合、製作者がワードプレスのディレクトリから削除した可能性があります。
ちなみにワードプレスのプラグインの公式配布URLは下記のようなURLになります。

https://ja.wordpress.org/plugins/プラグインのスラグ(pluginsフォルダにあるフォルダ名)/

プラグインのURLにはアクセスできるのに、

このプラグインの公開は2022年5月11日に停止されており、ダウンロードできません。この公開停止は永久的なものです。理由: ガイドライン違反。

のような表記が出てダウンロードできない場合は、様々な原因が考えられます。

・プラグインに脆弱性があるのに修正されなかった
・致命的なバグが含まれる
・プラグインに許可されていないタイプのコード(不正なマルウェアのコード、難読化されたコード、外部にデータを送信するコード等)が含まれていた

つまり、ワードプレス公式サイトがプラグインのダウンロードを禁止した場合は、そのプラグインに何らかのユーザーに損害をを与える可能性があることになりますので利用を停止する方がよいかと思います。

※プラグインの脆弱性は
WPSCAN で調べることが可能です。

前述のようにワードプレスの公式ディレクトリが配布を停止したプラグインは利用を止めて別のプラグインで代替えすることをお勧めしますが、このようなプラグインをダウンロードする方法がいくつかございますのでご紹介いたします。

ワードプレスのプラグインがGithubというバージョン管理・開発プラットフォームにある場合があります。

こちらからプラグインのスラグ(pluginsフォルダにあるフォルダ名)で検索します。

プラグインが見つかったらZIPファイルをダウンロードします。

wphive.com などの非公式プラグイン配布サイトがあります。

※このようなサイトを利用してプラグインをダウンロードすると配布停止されたプラグインにマルウェアが含まれていたり、広告コードが追加されていたり、不正な改造が施されている場合もありリスクが高いです。その点ご理解の上ダウンロードされてください。