ワードプレスで、Warning: POST Content-Length of 数字 bytes exceeds the limit of 数字 bytes in line… というエラーが表示された場合の原因と対処方法をご紹介いたします。
この記事の目次
ワードプレス POST Content-Length ofのエラーの原因
このWarning(警告エラー)は、プログラミングのバグではなく多くの場合サーバーのPHP(ワードプレスを動かすプログラム言語)への割り当てメモリ不足とアップロードできる情報の容量制限が原因です。
PHPへのメモリの割り当てとアップロードできる容量の制限を拡大することで解決できることが多いです。
その方法を見ていきましょう。
HTACCESSに設定を書き込んでメモリ割り当てを増やす方法
下記の3行をワードプレスがインストールされているフォルダのhtaccessファイルにFTPソフトウェア等でサーバーに接続の上書き込みます。
php_value memory_limit 300M php_value post_max_size 200M php_value upload_max_filesize 200M
memory_limitはサーバーのPHPへの割り当てメモリ容量、post_max_sizeとupload_max_filesizeはサーバーにアップロードできる情報の最大サイズとなります。
300M 等の部分は割り当てメモリ容量ですのでこれでも出る場合は、この数字をより大きくしてみます。
php.iniに設定を書き込んでメモリ割り当てを増やす方法
HTACCESSでは、上記設定が効かないサーバーもございます。この場合、サーバーの管理画面からphp.iniファイルに設定を書き込む(もしくは設定を変更する)方法もございます。
memory_limit = 300M post_max_size = 200M upload_max_filesize = 200M
と書き込むか、この値がすでにある場合は容量を大きくします。
ワードプレスのメモリ制限を大きくする
上記のサーバー設定に加え、ワードプレスそのもののメモリ制限を大きくする必要がある場合がございます。
この場合FTPソフトウェア等でサーバーに接続の上,wp-config.php ファイルのデータベース接続設定の下あたりに下記の設定を書き込んでみます。
define('WP_MEMORY_LIMIT', '200M');
それでもサーバーのメモリ上限に引っかかる場合
PHPやワードプレスの設定でメモリ上限を大きくしても、サーバーによっては、どんなに設定でメモリ制限を上げてもある一定上は割り当てを上げることができないようになっている場合がございます。
この場合サーバー管理会社様にお問い合わせいただくことをお勧めいたします。
また、一般的に300M割り当てがあっても足りないことは極めて稀かと思いますので、これ以上のメモリを使う場合プログラムのバグの可能性も出てまいります。
WordPress ワードプレスのPHPプログラムのバグの修正やメモリ不足エラーの修正のご依頼・ご相談はWPドクターまでお気軽にお送りください