ワードプレスのマルウェア駆除に加え、PHPのバージョンアップ、ワードプレスを最新バージョンまで向上、その際のバグ修正まで含めてご依頼いただきました事例をご紹介いたします。


クライアント様のご相談内容

この度のクライアント様のご相談内容は下記のような形でございました。

**の**と申します。
WordPressを使用して弊社の企業Webサイトを運営しております。
先日、不正アクセスによるWebサイトの乗っ取りがあり、ファイルの改ざんやアップロード、Google等の検索結果にサイトタイトルや概要文が従来設定しているはずのものと異なるものが表示される等の事態が生じています。
ひとまず、
・アップロードした覚えのないファイルや書き換えられているファイルの削除
・サーバー内のWordPressをインストールしたフォルダ内のファイルをすべて削除し、バックアップファイルをアップロード
以上の作業を行ないましたが、復旧には至っておりません。
Webサイトの復旧にあたり、以下の作業の価格の見積もりをお願いしたく存じます。
1. WordPressの再インストールおよびバージョンアップ
2. WordPressサイトの再構築
3. バージョンアップに伴い生じた不具合の解消、独自開発プラグインの挙動の確認
4. WordPressの投稿データの検査およびエクスポート・インポート
サーバーはさくらインターネットを利用しております。
現在、PHPのバージョンは5.6.40、WordPressのバージョンは5.3.6となっております。適宜バージョンアップを検討しております。
WordPressの投稿データに関して、なるべく削除せずに移行したいと考えております。現在、投稿データは1万件以上ありますが、不審なファイルやURLがないか等の精査をしていただくことは可能でしょうか。

ワードプレスドクターでの作業内容

ワードプレスドクターでは下記のような手順で安全に作業を完了させていただきました。

最初に、クライアント様のサイトをバックアップし、当社ローカル環境でマルウェア駆除、サイトのアップデート作業を行います。
クライアント様のご希望はPHPとワードプレスのバージョンアップ(6以上)と、動作検証、バグ修正も含むものでございましたので、当社でPHP7.4の仮想環境を用意し、そのサーバーにアップデートした前述のワードプレスをコピーして動作検証いたしました。

この際に致命的な表示エラーやUI関連のメニューの動作の不具合がいくつか出ましたので、経験豊かなワードプレスとPHPプログラミングの専門家がそれを修正いしました。

最後に、本番環境のサーバーにそのワードプレスのデータを安全に移行し、サーバーのPHPバージョンを弊社仮想環境でテストしたのと同じバージョン7.4に上昇させました。

ワードプレスドクターでは、マルウェアの駆除、バグ修正、バージョンアップ等すべて一度に代行させていただきますことが可能です。

WordPress ワードプレスのマルウェア駆除・バグ修正・安全なバージョンアップのご相談・ご依頼はWPドクターまでお気軽にお送りください