ワードプレスサイトで真っ白な画面にYour server is running PHP version 5.6 but WordPress 6.X requires at least 7.0.0.と表示された場合の対処方法をご紹介いたします。
この記事の目次
エラーの解説
このエラーは翻訳すると
「あなたのサーバーのPHPのバージョンは5ですがワードプレスバージョン6はPHPのバージョン7以上でないと動作しません」
という事になります。
つまり、ワードプレスを動作させるスクリプト言語であるPHPのバージョンがサーバーで低すぎるという事になります。
エラーの原因とエラーを解消するには?
このエラーの原因は、ワードプレス本体のバージョンアップを行ったことに起因します。
この為、対処方法としましては、ワードプレスのバージョンを下げるか、サーバーのPHPのバージョンを上げることになります。
対処方法1 ワードプレスのバージョンを下げる
古いワードプレスのバージョンは、脆弱性があったり、他のプラグイン等と動作の不整合が生じる可能性もあるため、ワードプレスのバージョンはできるだけ高くしておくことをお勧めしますが、お使いのサーバーのPHPバージョンに適合したワードプレスのバージョンに下げることでこのエラーを回避することが可能です。
ワードプレスのバージョンと、適合するPHPのバージョンは下図のようになります。
※PHP5.6に場合ワードプレス5.6までしか対応していないことがわかります。
適合するワードプレスの古いバージョンをダウンロードして、FTPソフトウェアでワードプレスのトップディレクトリのPHPファイル全てと、wp-admin、wp-includeファイルを上書きでアップロードすることでワードプレスのバージョンを下げることが可能です。
対処方法2 PHPのバージョンを上げる
2つ目の対処方法はPHPのバージョンを上げることになります。
各サーバーのPHPバージョンの上げ方は下記のようになります。
Xserver
https://www.xserver.ne.jp/manual/man_program_php_ver.php
Sakuraインターネット
https://help.sakura.ad.jp/rs/2241/
lolipop
https://lolipop.jp/manual/user/php-setting/
Wadax
https://faq.wadax.ne.jp/s/article/1546
お名前コム
https://www.onamae-server.com/guide/rs/p/54
PHPバージョンアップによってさらにエラーが発生したら?
PHPのバージョンアップによって前述の「Your server is running PHP version 5.6 but WordPress 6 requires at least 7.0.0.」のエラーは消えたのに、別のエラーが発生、もしくはサイト表示が真っ白(Internal server error 500)になってしまった場合は、他のテーマやプラグインのどこかに、PHPバージョンアップによって今度は新しいPHPとの不適合が生じていることになります。
この場合、そのエラーの個所の特定やプログラムの修正、プラグインの手作業によるアップデートによってPHPの不適合をつぶしていくことが必要となります。
こういったエラーの修正は専門的な知識がないと難しい場合がございます。
WordPress ワードプレスの安全なPHPバージョンアップ,エラーの修正は経験豊かなワードプレスの専門家が代行いたします。お気軽にご依頼・ご相談お送りください