| CVSS v3 スコア | 7.2 / 10 |
危険度・普通(CVSS 7~8)=早めに対応した方がいい脆弱性
脆弱性があるバージョン
<= 1.32.0脆弱性の概要
WordPress用「Name Directory」プラグインは、バージョン1.32.0までのすべてのバージョンにおいて、二重のHTMLエンティティエンコードを介した保存型クロスサイトスクリプティング(Stored Cross-Site Scripting)の脆弱性を有しています。これは、プラグインのサニタイズ関数が、`wp_kses()`の前に`html_entity_decode()`を呼び出し、さらに出力時に再度`html_entity_decode()`を呼び出していることが原因です。 これにより、認証されていない攻撃者は、公開投稿フォームの「name_directory_name」および「name_directory_description」パラメータを介して、ユーザーが注入されたページにアクセスするたびに実行される任意のWebスクリプトをページに注入することが可能になります。ただし、サイト管理者を騙して投稿を承認させるか、自動公開機能が有効になっている場合に限ります。| 脆弱性ベクトル | AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:C/C:L/I:L/A:N ※赤文字=危険、黒文字=要注意、緑文字=安全 |
|---|---|
| 攻撃元区分(AV:Attack Vector) | N: ネットワーク経由でリモートから攻撃可能 |
| 攻撃条件の複雑さ(AC:Attack Complexity) | L: 特別な攻撃条件を必要とせず、対象を常に攻撃可能 |
| 攻撃に必要な特権レベル(PR:Privileges Required) | N: 特別な権限を有する必要はない |
| ユーザ関与レベル(UI:User Interaction) | N: ユーザが何もしなくても脆弱性が攻撃される可能性 |
| 攻撃による影響範囲(S:Scope) | C: 影響範囲が脆弱性の帰属するオーソリゼーションスコープ(サイトのあるサーバー内)に留まらずクロスサイトスクリプティング、リフレクター攻撃に悪用される可能性 |
| 情報漏えいの可能性(C:Confidentiality Impact) | L: 影響が限定的である |
| 情報改ざんの可能性(I:Integrity Impact) | L: 情報の改ざんが可能ではあるが、機密情報や重要なシステムファイルの改ざんはできない |
| 業務停止の可能性(A:Availability Impact) | N: 可用性への影響はない |
脆弱性のリファレンス(参考リンク 英語)
- https://plugins.trac.wordpress.org/browser/name-directory/tags/1.31.0/helpers.php#L604
- https://plugins.trac.wordpress.org/browser/name-directory/tags/1.31.0/shortcode.php#L193
- https://plugins.trac.wordpress.org/browser/name-directory/tags/1.31.0/shortcode.php#L41
- https://plugins.trac.wordpress.org/changeset/3455023/name-directory/trunk?contextall=1&old=3446566&old_path=%2Fname-directory%2Ftrunk#file3
- https://www.wordfence.com/threat-intel/vulnerabilities/id/29d13457-ac60-4e3d-9d8b-0141e6f8f4f6?source=cve
脆弱性があるプラグインの概要
プラグイン名: Name Directory
Name Directoryプラグインは、もともとセキセイインコの名前付けに役立つ名前ディレクトリを表示するために開発されました。複数のディレクトリを作成して、自由にカスタマイズしましょう!このプラグインを使えば、複数のディレクトリを作成できます。各ディレクトリには、[...]
プラグインのスラグ(フォルダ名): name-directory
プラグインのサイト: https://wordpress.org/plugins/name-directory/
このプラグインのそのほかの脆弱性: CVE-2025-15283 CVE-2021-20652
脆弱性FAQ
CVSSとは何ですか?
CVSS は、情報システムの脆弱性に対するオープンで汎用的な評価手法であり、ベンダーに依存しない共通の評価方法を提供しています。CVSSを用いると、脆弱性の深刻度を同一の基準の下で定量的に比較できるようになります。
脆弱性の危険度スコア(CVSSスコア)とは?
脆弱性の危険度スコア(CVSSスコア)は、攻撃元区分、攻撃条件の複雑さ、攻撃前の認証要否などの攻撃の為の諸条件や攻撃を受けた場合の影響度をそれぞれ重みづけしたスコアを計算して、10点満点でその脆弱性の危険性を点数付けしたものです。
脆弱性を放置するとどうなりますか?
脆弱性の危険度にもよりますが、ハッカーはワードプレスを手当たり次第に、複数の脆弱性を次から次に攻撃するツールを使用して攻撃します。この為その脆弱性を利用されてサイトを改ざんされたり、管理者権限を乗っ取りされてしまう可能性や攻撃の踏み台にされる回数も増えます。
脆弱性を解消するには?
脆弱性を解消するのに最も簡単な方法は、そのプラグインやテーマを作成している製作者がパッチを当てている最新バージョンにアップデートすることになります。しかしアップデートをサイトに適応するとサイトに不具合を起こす可能性もあります。この為にテスト環境を利用して動作を確かめたうえで本番環境をアップデートする方法がよくとられます。このような一連の作業をWP ドクターで安全に代行しますことも可能です。
プラグインやテーマをアップデートできない場合は?
お使いのワードプレスやPHPのバージョンとの兼ね合いからアップデートできない場合はワードプレスやPHPのバージョンを安全にアップデートしたうえで脆弱性のあるプログラムをアップデートします。
プラグインやテーマのアップデートが公開されていない等、アップデートが技術的に困難な場合は、脆弱性を直接ふさぐか、代替えのプラグイン等を探して機能を置き換えることで脆弱性を回避することが可能です。(WP ドクターに代行を依頼する)
マルウェアの感染が疑われる場合は?
サイトに脆弱性が見つかり、マルウェアの感染が疑われる場合は、プラグインでマルウェア検査やマルウェア駆除が可能です。またマルウェア駆除を経験豊かな専門家に依頼いただくことも可能です。
サイトに導入してるプラグインに脆弱性があるか調べたい
サイトに導入されているプラグインに脆弱性があるかどうか調べるには、こちらの検索機能で検索して脆弱性があるかをお調べいただくことができます。また、プラグインを使用して脆弱性を一括で検索して調査することも可能です。





