サーバーのPHPのバージョンと、かなり古いワードプレス(2系列)から4.9へとアップデートを代行いたしました事例をご紹介いたします。

クライアント様の状況

クライアント様のサイトは、複数の店舗を持つ学習系ポータルサイトで、ワードプレスをサイトに網羅されている教室を登録するためのバックボーンとして使用されていて、表示システムとワードプレスが混在しているようなポータルサイトをお持ちのサイト様でした。
サーバーはかなり古く、PHP5.2系列で、ワードプレスもバージョン2台とかなり古く、脆弱性等の心配がございます。

ワードプレスの最低必要なPHPのバージョンについて

ワードプレスの最低必要なPHPのバージョンは下図のようになっています。

ワードプレス 2  →PHP最低必須バージョン 4.3
ワードプレス 3、4→PHP最低必須バージョン 5.2
ワードプレス 5  →PHP最低必須バージョン 5.6

今回の事例では、大きくエディターが変わってしまう5系列は避けて、4.9系列の最新バージョン、PHP5.6までアップデートをワードプレスドクターで作業代行させていただきました。

ワードプレス2系列から4系列に安全にアップデートするには?

ワードプレスドクターでは様々なPHPバージョンの仮想環境を使い、アップデートをテストをしながら弊社仮想環境で行います。
ワードプレス2.7から4.9にするには、いったん2.9 にバージョンアップしてその後に4.9まで2段階でバージョンアップする必要がございます。(データベースが2.9で構造が変わるためです)

参考ページ
WordPress のアップグレード

ワードプレスドクターでは実際に仮想環境を作り、アップデート後に致命的なエラーが出ないか、またプラグイン等の使用に支障がないか、等をお調べしレポートをお出しいたします。エラー修正が必要となった場合はそのお見積もり等も作成いたします。

動作検証用サイトの納品

ワードプレスをアップデートした後、いったんクライアント様のご希望によってテストサイトを納品し、クライアント様に動作確認を管理者の目線で行っていただくことも可能です。
大きくワードプレスやPHPのバージョンアップを行われた場合は、UIが変わっている部分も多く、このプロセスを挟まれることをお勧めいたします。

動作検証後サイトの切り替え

こちらのクライアント様の事例では、使用プラグインが少なかったことから大きなエラー等は出ずに微修正で済みました。
動作をご確認いただいたら、本番サーバーにて操作確認いただいたサイトを移行・稼働開始し完了となります。

WordPress ワードプレスの更新、サーバーの更新、その他カスタマイズ等のご相談ご依頼は、WPドクターまでお気軽にお送りください