PHPには、データベースに追加したAutoincrement値の最後に追加したIDを取得する関数lastInsertId() (もしくは mysql_insert_id())がありますね。この値をワードプレスのテーマやプログラム上から取得する方法を解説いたします。


最後に追加したIDをワードプレスで取得するPHPコード

コードはとても簡単なものです。何らかのデータをデータベースに追加するコードの後に、下記のようなPHPコードを追加することで最後の追加IDを取得できます。

global $wpdb;
$lastid = $wpdb->insert_id;

コードの解説

global $wpdb の部分で、ワードプレスが実行初期に定義するデータベースの接続情報等が格納されているオブジェクト$wpdbにアクセスできるようにします。

$wpdb->insert_id に最後に格納されているAuto Incremantの値が含まれていますのでそちらを取り出して$lastid 変数に代入しています。

便利なワードプレスのデータベース関連グローバル変数$wpdb

ワードプレスのグローバル変数$wpdb はとても便利なオブジェクト変数です。
この変数を使用するとデータベースの処理の多くを簡単に実行できるようになります。(既にデータベース接続処理されていますのでデータベースの接続処理は必要ありません)

1 MYSQLのSelect文を実行

$wpdb->get_results( “SELECT * FROM…

2 MYSQLのインサート(データ追加)文を実行

$wpdb->query(“INSERT INTO $wpdb->postmeta …

等様々なデータベース関連処理が実行できます。

参考
ワードプレスの$wpdbでSQLを実行する技5選

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