ワードプレスのマルウェア駆除をその症状が出ているサイトだけに行っても繰り返し再感染する場合がございます。
この場合サーバーにある全サイトのマルウェア対策を行う必要がある可能性がございます。


1サイトのマルウェア駆除しても問題解決に至らない事例

アクセスすると別のサイトに飛ばされてしまったり、管理画面の一部が使えなくなったり、ログイン画面がアクセスできなくなるなどのマルウェアの症状があるサイトのマルウェア駆除を行っても、サイトが繰り返し改ざんを受ける場合がございます。

サーバーに複数のサイトが運営されている場合、1サイトのマルウェアを完全に取り除き、プラグイン等も更新もされていて脆弱性が無くなっている状態であっても、サーバー内にあるそのほかのサイトに、マルウェアの1種であるハッキングの入り口であるバックドアが仕掛けられている場合、このバックドア経由で、サーバーのフォルダ構造をハッカーが調べ、ドメイン間のフォルダーを超えてマルウェアを書き込みされることがあるからです。

このような感染に対処するには、サーバー内の全サイトのフォルダを対象としたマルウェアの除染が必要となる場合がございます。

マルチサイトスプレッド型マルウェア

サーバーに複数のドメインでサイトを置いておける共用サーバーの特性を悪用したマルウェアの感染拡大をマルチサイトスプレッド型のマルウェアといいます。

このタイプのマルウェアの駆除を行うには一般的に下記のような手順をとる必要がございます。

1 不要なサイトの把握と消去

まずサーバー内に不要なサイトのデータが放置されている場合、バックアップを取ってそのサイトのフォルダーのプログラムファイルやHTMLファイルをすべてサーバーから削除します。

2 そのほかのサイトのマルウェア駆除とセキュリティー対策

次に、そのサーバー中にある残った全サイトのマルウェア検査・駆除を行い、ワードプレスの場合はセキュリティー対策も行います。
これは、本番環境で直接行うのではなく、別の環境にて行うことが望ましいかと考えられます。
順番にマルウェア駆除していっても、時間差がついてしまい、その間に別のサイト経由で再感染してしまうからです。

3 除染したデータをサーバーに一括で適応

マルウェア駆除やセキュリティー対策を行ったデータを、サーバーにできるだけ時間差をつけずに一括適応(置き換え)を行います。

ワードプレスドクターでは経験豊かな専門家がこの作業を迅速に代行いたします。

工数 3営業日~(サイトの数によります)
料金目安 1WPサイト3万8千円~1静的サイト2万4千円~(複数同時依頼割引もあります)

お気軽にご相談いただけましたら幸いです。

また、ワードプレスドクターではこのような業務経験やマルウェアファイルのパターンの収集やデータベース化を通してワードプレスの【無料】マルウェアスキャン&セキュリティープラグイン [マルウェア・ウィルス検出と駆除]もリリースしています。

お試しいただけましたら幸いです。

WordPress サーバー丸ごとマルウェア駆除・セキュリティー対策のご依頼・ご相談はWPドクターまでお気軽にお送りください