ワードプレスの管理画面に管理者権限のときだけワードプレスのバージョンと、PHPのバージョンを表示するPHPコードをご紹介いたします。
ワードプレスの管理画面に管理者権限のときだけワードプレスのバージョンと、PHPのバージョンを表示するPHPコード
こちらは下記のようなコードになります。テーマのFunctions.phpもしくは、開発中のプラグインなどにコードを挿入されると動作します。
function shou_wp_and_php_version() {
global $wp_version;
$php_version = phpversion();
if(current_user_can('administrator')) {
echo '<p id="shou_wp_and_php_version">ワードプレスのバージョン:'.$wp_version.' PHPのバージョン:'.$php_version.'</p>';
}
}
add_action( 'admin_notices', 'shou_wp_and_php_version' );
function shou_wp_and_php_version_css() {
echo "
<style type='text/css'>
#shou_wp_and_php_version {
float: right;
padding: 5px 10px;
margin: 0;
font-size: 12px;
line-height: 1.6666;
}
</style>
";
}
add_action( 'admin_head', 'shou_wp_and_php_version_css' );
コードの解説
このコードは、管理画面の上部の注意分を表示する領域に文章を表示するアクション admin_noticesとこの文章用のスタイルシートを管理画面に出力するアクション admin_head を利用します。
参考
ワードプレスの機能を自作プログラムで利用するactionとfilterの仕組み
admin_notices
ワードプレスのバージョンをPHPコードで取得するには、global $wp_versionを利用し、
PHPのバージョンを取得するには、 phpversion()を利用します。
こちらをif(current_user_can(‘administrator’)) { にて、管理者権限の場合のみ、その下に続くecho関数で出力しています。
admin_head
次に、admin_headで任意のJAVASCRIPTやCSSのコードを管理画面のヘッダーに出力する関数を利用し、上記バージョン出力のPタグに右寄せのスタイルを適応できるよう、スタイルシートを記載して出力されるようにしています。
こちらの一連のコードは管理画面の上部の領域に、任意のテキストやリンクを表示したり、HTMLコードを出力するのにもご利用いただけます。
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