ワードプレスのマルウェアの一種でGoogleの検索結果に勝手に不正なECサイトのページを登録してしまうタイプのものがございます。このような不正な検索結果がマルウェア駆除後に消えるのか(いつ消えるのか)について解説いたします。

偽の商品やページをGoogleの検索結果に登録するマルウェア

このタイプのマルウェアはワードプレスのサイトマップを改ざんしたり、実際にサーバー内に不正なページを生成し、Googleの検索結果にそのページを勝手に登録し、サイトの検索結果を汚染します。

不正な検索結果が登録されており、かつそのとび先が御社サイトのドメインと同一な場合、ほぼ確実にワードプレスサイトが改ざんされてしまっているという事になります。

ワードプレスサイトのマルウェア駆除

Googleの検索結果が汚染されてしまったら、マルウェアの検索駆除と、脆弱性対策(セキュリティー対策)が必要となります。
サイトマップの書き換えプログラムや不正なページがサーバー内にホストされている場合はそのページをすべてサーバーから削除する必要がございます。

プラグインでこの作業を簡単に、かつ高精度で行うことができますのでよろしければお試しください。
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マルウェア駆除後でも不正な検索結果が消えない場合

まず本当にマルウェアが駆除されたかどうかを不正な検索結果をクリックしてお確かめください。

不正な検索結果のとび先のページが存在しない(404)または、御社の正規のページが表示される場合は駆除が成功していることになります。

また下記のサイトマップのページにアクセスしてサイトマップが汚染されていないかも併せて確認します。

https://ワードプレスサイトのURL/sitemap.xml

マルウェア駆除後の不正な検索結果はいつ検索エンジンから消去されるのか?

不正な検索結果ページはGoogleなどの検索エンジンが再度御社サイトを※クロールして不正なページが存在しない事(404ページが表示される)や正規のページに置き換わっていることを確認して初めて消えていきます。
この時間は検索エンジンの御社サイトへのクロールの頻度によります。

※クロールとは、検索エンジンのロボットが、Webサイトを巡回しHTMLファイルなどの読みこみを行い、Webページを検索結果として表示させるためのデータベースに登録することです。

当社経験上大体1か月以内にほぼ消えるかと思いますが、一部のページは残ってしまう事もございます。
Googleサーチコンソールからサイトマップの再登録や不正なページの削除を申請することも可能ですが、やはりこの処理時間は検索エンジンの勝手となっている側面もあり、ある程度の時間がかかってしまう事が多いです。

この為、辛抱強く不正なページが検索エンジンの検索結果から消えるまで待つという形にはなります。

WordPress ワードプレスのマルウェア駆除はより確実に専門家が代行いたします。お気軽にご依頼・ご相談お送りください