大手上場の美容関連の商品開発販売企業様のクライアント様で、個別の商品サイトを多数運営しておられるサイト様でそのすべてが独立したワードプレスサイト(ページ数は最大10程度)で作成されていたサイトをマルチサイト化させていただいた事例をご紹介いたします。


クライアント様のご依頼内容

クライアント様は、個別の商品の紹介サイトを別々のワードプレスで運営されており管理が煩雑となる事からすべて一つのワードプレスのマルチサイトに移行して、特定のドメインのサブドメインとして商品サイトを新たに公開されたいとのご相談でした。
また、そのマルチサイトの完全なコピーのテストサイトの構築もご希望でした。
マルチサイトにすることにより、管理画面が一元化されメニューからそれぞれのサイトが管理可能となるため規模の小さなサイトをまとめてマルチサイト化するのは管理上のメリットがございます。

参考記事
複数のWordPress(ワードプレス)を同時に動かすマルチサイト化のメリットと構築方法

マルチサイト化とサブドメインへの切り替え


弊社で行わせていただきました作業は下記のような流れとなりました。

●すべてのワードプレスの商品サイトのバックアップをお取りし弊社ローカル環境(仮想環境)にてサイトを再構築します
●新たにワードプレスを1点構築し、商品サイトの数だけマルチサイト化します
●上記の親ワードプレスのマルチサイトそれぞれに、個別の商品サイトのプラグイン、テーマ、設定、データベースのデータを移行いたします 基本的にはマルチサイトであってもプラグインの管理の挙動に大きな違いがありますが、どのようなワードプレスサイトもマルチサイトの子サイトに変換することが可能です
●すべてのサイトの動作確認を行いまして、弊社サーバーにテストサイトを構築し、クライアント様に動作確認や表示確認を行っていただきます
●上記サイトをクライアント様の準備されましたサーバーに全て移行し、新たなドメインを割り当て、それぞれの子サイトがサブドメインで表示されるようにDNS等の設定を行います
●旧商品サイトのリダイレクトの処理を追加します

マルチサイト化によって、現在は複数の商品サイトが一回のログイン、一つのURLへのアクセスで可能となり、担当の方の作業負荷の軽減や一括アップデート(一つのワードプレスですので1回のアップデートですべてのマルチサイトも最新バージョンに変わります)などが可能となりました。

WordPress のマルチサイト関連の作業代行をいたします。WPドクターにご依頼、ご相談ください