プラグインやテーマの更新、テーマの編集、設定変更を行った後にページが真っ白になって何も表示されなくなったり、500 internal server errorとサイトに表示されてページが正常に表示されない場合に、修正のヒントとなるエラー内容の表示方法を解説いたします。

500 internal server errorエラーとは?

500 internal server errorとは、ワードプレスの基盤プログラムであるPHPというプログラム言語が何らかの理由で処理を継続できないほどのエラーに陥り、サイトを出力できなくなったことを示しています。

ページが真っ白になって何も表示されなくなった場合も、500 internal server errorが裏で起こっていて、まったく同じエラーであることも非常に多いです。

しかし、500 internal server errorとだけ表示されても、それが何なのか非常にわかりにくいかと思います。多くのサーバーでは500エラーの詳細を表示しないようになっており、このことが、エラーの原因の追究をより困難にしています。

500 internal server errorエラーの詳細を出力する

500エラーの詳細内容は出力できることがございます。このことによってサイトのどの部分にエラーが出ているのかをより詳細に知ることができるようになります。
下記のコードをwp-config.phpのdefine(‘WP_DEBUG’, false);と記載のある行と置き換えて挿入されてみてください。

define('WP_DEBUG', true);
define('WP_DEBUG_LOG', false);
define('WP_DEBUG_DISPLAY',true);
ini_set('display_errors',1);
error_reporting(E_ALL);

このコードは、ワードプレスの開発者向けにエラーを表示するモードを有効にし、さらにPHPプログラムのエラー詳細を出力するための設定が含まれています。

※このコードを使用してもサーバーによってはエラーが出力されないこともございますのでご注意ください。

エラー内容が出力されるようになったら?

エラー出力は多くの場合下記のような内容になるかと存じます。

Fatal error: Call to undefined function XXX() in /home/users/.../settings.php on line 27

Fatal errorとは致命的なPHPの実行時エラーを示しています。
また、/home/users/…/settings.php はそのエラーが発生しているファイル名、on line 27 は27行目でそのエラーが発生しているという事を示しています。
これで、500エラーとただ表示されるよりはかなり原因追求と修正の可能性が高まったかと存じます。
お試しください。

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