下のようにワードプレスサイトが
・真っ白の背景に点(リスト)と文字だけ
・テーマのファイルや画像等デザインやレイアウトが読み込まれない
・レイアウトが完全に壊れる
等の症状に陥った場合の原因と対処方法を奥津かご紹介します。
この記事の目次
ワードプレスでホワイトスクリーンにコンテンツの文字だけが表示されるようになってしまう原因
完全に真っ白になってしまうのではなく、デザイン関連のレイアウトや、画像などだけが読み込まれなくなる原因は、多くの場合サイトのURLの設定ずれが原因です。
このことによりテーマに含まれる見た目を制御するStyle.cssや画像等が読み込まれなくなって、白スクリーンに文字だけという状態になります。
ワードプレスのログイン画面も同様のデザインが適応されていない状態になることもございます。
対処方法１ URLの設定ずれを修正する
まず、ワードプレスサイトのあるサーバーにFTP接続し、wp-config.phpがあるフォルダが、ドメインで接続した場合表示されるフォルダ直下にあるかどうか確認します。
もし直下にある場合、WordPress アドレスとサイトアドレスは同じになります。
もしwp-config.phpがあるフォルダがwp等のサブディレクトリにある場合、かつその上のフォルダにindex.phpがありドメインで接続した場合wp-config.phpがあるフォルダの一つ上のフォルダのＵＲＬでトップページが表示されるサイトの場合、WordPress アドレスとサイトアドレスは違うＵＲＬになります。
ワードプレスの管理画面＞設定＞一般 よりWordPress アドレス (URL) と サイトアドレス (URL)が正しく設定されているか確認します。
WordPress アドレス (URL) → wp-config.php ファイルがあるフォルダのURL
サイトアドレス (URL) → トップページのURL
を設定されてください。
ワードプレスのサイトにFTPでアクセスしてwp-config.phpからURL設定を変更する方法もあります
wp-config.phpのデータベース設定の下に下記のようにURL設定を記載し上書きで再アップロードします。
define( 'WP_HOME', 'http://example.com/wp' ); //→ wp-config.php ファイルがあるフォルダのURL define( 'WP_SITEURL', 'http://example.com' ); //→ トップページのURL
対処方法２ パーマリンク設定を再保存する
ワードプレスのURL設定が有効になるために、サーバーにあるHTACCESSファイルに設定が書き込まれています。この設定が不正である場合下記の方法で修正される場合があります。
管理画面＞設定＞パーマリンク設定
そのまま何も変えずに最下部の設定の保存ボタンを押します。
対処方法３ データベースのURL設定を一括変換する
データベースに書き込まれているURLが全体的に、wp等のサブフォルダ名が不要についている、もしくは間違ったサブフォルダ名にになっている場合、データベースのフォルダ名を一括置換してURLのパスずれを修正する方法もございます。
下記の例のデータベースの一括置き換えをすると、ワードプレスがドメイン直下にあるにもかかわらず、URL設定がwpというサブフォルダになっている場合のパスずれを修正することができます。
置き換え前 example.com/wp 置き換え後 example.com
データベースの置き換えは専用のプログラムがありますのでこちらをデータベースのバックアップの上利用されることをお勧めいたします。
参考 WordPress(ワードプレス) のホームページドメイン変更の方法
対処方法４ ワードプレスのフォルダ構造を変える
データベースの方ではなく、ワードプレスのフォルダ構造を変えて、パスずれを修正する方法もあります。
FTPソフト等でワードプレスのあるサーバーに接続したうえで、サブフォルダにあるワードプレスを上のフォルダに持って行ったり、フォルダ名を修正することでデータベースのURL設定と物理的に合わせてテーマの読み込み不全を解消します。
その他の原因と対策
その他の原因として、テーマファイルそのものの欠損や、テーマのフォルダ名の不正の場合もございます。
・テーマの更新が失敗している、もしくは何らかの原因でテーマのファイルが消失している可能性がありますのでテーマを手動でwp-content/themesフォルダに再アップロードします
・テーマのフォルダ名がおかしくなっていてテーマのデザインが読み込まれなくなっている可能性がありますのでテーマのフォルダ名を修正されるか、管理画面からテーマを選択しなおします
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