ワードプレスには、多数のショップ用プラグインがあり、その多くはpaypal等のクレジットカード決済に対応していますがサイト内で完結するような決済機能を追加できるプラグインは選択肢が少なくなります。またその多くは海外製のため、日本円への対応が正しくなされていなかったり、バグ(特に多いのが小数点以下が表示されたり、セント単位の計算で課金が100倍になってしまうバグです)が存在したりしています。この記事ではよりフレキシブルに定期課金や販売のクレジットカード決済の仕組みをStripeというゲートウェイの仕組みを使い導入した事例を解説いたします。
Stripeを使用するメリット
Stripeとは、クレジットカード決済をどのようなウェブサイトでも追加する事のできる、ゲートウェイプログラム群と課金定義をユーザー側でできる仕組みや、売り上げ管理画面がセットになったオンラインサービスです。海外では既にかなりメジャーなサービスで何十万ものサイトが導入しています
初期費用、月額費用が無料、手数料も非常に安い
一般的には、クレジットカード決済の導入には初期費用がかかります。場合によっては10万円以上かかり、また月額固定費用もかかる為、売り上げが上がるかどうか不透明な場合導入自体が大きなリスクとなります。
Stripeの場合、初期費用と月額固定費用は0円(決済時に手数料が1.4%〜2.9%)ですので無リスクではじめる事ができます。また固定費がかからないためクレジットカード決済をサイトにどんなに長期間でも導入可能です。使用できるカードは現在Visa, MasterCard, American Expressで95%以上のユーザーをカバーできます。
審査が簡易ですぐに通過
Stripeの審査は全てオンラインで完結します。必要情報は企業の名称や住所、登記番号、サービスの概要、サービスのURL、担当者の身分証明書(コピーをオンラインでアップロード)など情報はすぐに提示できるものだけです。(個人事業主も利用可能です)。審査期間はほぼ無く、すぐに実際のクレジット課金が使用可能になります
*アダルトサイトやギャンブルサイト、公序良俗に反するサイトの決済などStripeで許可していないタイプのサイトは審査に通過しませんのでご注意ください
クレジット決済がサイト内で完結
Stripeのクレジットカード決済はサイト内で(別のサイトに遷移せずに)完結します。この事によりお客様は余計なユーザー登録等をする事無しに御社のサイト内だけで決済を簡単にすぐに行う事ができます
テストクレジットカードで何度でもテスト
Stripeには、多岐にわたるクレジットカードの種類のテストカードが用意されており、課金を発生させずに商品の購入を何度でもテストができます
通信だけSSLで暗号化されて決済
Stripeの決済は、通信だけがSSL化されるためセキュアです。また、サイト全体がhttpsである必要もありません
クレジットカード情報はStripe社が管理
クレジットカード情報はStripe社が管理します。ユーザーは番号等には一切アクセスできません。このため御社はクレジットカード情報の一切を管理する必要がありませんので情報管理にコストが必要なく、情報漏洩等の法務上の問題も気にする必要のある物がほとんどありません。
ワードプレスドクターのクレジットカード決済の導入事例やその他の導入可能なサイトについて
ワードプレスのプラグインにStripeの課金を追加する
有料会員や、有料ダウンロードのプラグインにStripe課金を追加可能です。
・WordPressの依頼事例:ワードプレスにデジタルダウンロード販売機能を付ける
・WordPress カスタマイズの依頼事例:有料会員サイトを構築
この他にも、既に導入されているプラグインにクレジットカード決済の仕組みを導入する事も可能です。海外製プラグインの場合ローカライズを行い、バグのフィックスをした上で安全にサイトへの導入をさせていただきます。
ワードプレスにプラグインを導入の上Stripe決済を導入する
特定の機能を持ったプラグインを、そのプラグインがStripeに対応していない場合でもカスタマイズしてStripe決済を導入した上でサイトにインストールさせていただきます事も可能です
ワードプレスのプラグインを作成してStripe決済を導入する
ワードプレスドクターでは、プラグイン自体を作成する事も可能です。Stripe決済をインテグレートしたプラグインをフルスクラッチで開発し、クレジットカード決済をサイトに追加いたします
ワードプレスサイトでないサイトにStripeを導入する
PHPでできているサイトなら、Stripeのクレジットカード決済を例えば既存の会員システム等と連携しながら導入する事も可能です
クレジットカード決済をサイト導入する事によって実現できる事は?
例えば下記のような事が、クレジットカード決済を導入する事によって可能となります。
・有料会員のみが見れる記事をサイトに公開し、有料会員に定期課金する
・商品販売、ダウンロード販売をサイトに追加する
・チケットやクーポンをサイトで販売する
・オンラインだけでなく様々なサービスの会費をオンライン決済でユーザーが支払えるようにする
・ページ単位で課金ページを作り、情報を掲載したり、ビデオを掲載したりする
・ソフトウェアのシリアルコードを販売する
・予約システムにクレジットカード決済を追加する
・物品やビデオのレンタル販売を行う
等他にも現在のサイトのサービス内容にあわせまして様々なサービスにユーザーがオンライン上で決済する仕組みを付与できます。これまでは、クレジットカード決済は初期費用と固定費が大きくかかり、また審査も煩雑で敷居が高かった物がStripeの登場によってかなりリスクが低下し身近な物となってきています。この機会に是非ご検討されてみてください
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