ワードプレスのカスタム投稿にデータをCSV経由でインポート

クライアント様は、情報系サイトを運営されている企業様で、数千規模の記事データをワードプレスにインポート可能なように管理画面にインポーターを追加されたいとのことでした。

CSVをインポートするのに優れたプラグインReally Simple CSV Importer

ワードプレスで記事などのデータをCSVをインポートできるプラグインにReally Simple CSV Importerがございます。このプラグインはすでに開発が止まっていますが、シンプルで正確に動作する大変優れたCSVインポーターです。

ただ、CSVを一括処理してしまうので数千記事のインポートではタイムアウト等を起こしまして対応できません。

Really Simple CSV Importerプラグインをカスタマイズして無制限にCSVからインポートできるように

ワードプレスドクターでは、このプラグインをカスタマイズさせていただき、徐々に処理を実行できるようにプラグインのインポートの実行部分をAJAX化して事実上無制限(サーバーにアップロードできるサイズの制限はございます)にCSVデータをインポートできるようにさせていただきました。

具体的なカスタマイズ内容としましてはプラグインのファイル

function process_posts()

の部分をCSVを区切ってメモリに保持して起き、AJAXによる繰り返し処理で少しづつインポートする形になります。

TIPS ワードプレスのプラグイン配布サイトのプラグインは勝手にカスタマイズしていい?

ワードプレスには数万のプラグインが公開されており、ワードプレスの公式サイトから配布されるプラグインは全てGPLライセンスになっています。
GPLライセンスでは開発者が自由にプログラムを改変してよいことになっています。(ただし再配布をする際は同じライセンスを所定の様式で公開しなければいけません)
この為、ワードプレスに追加するプラグインの機能を追加したりカスタマイズすることで工数が大幅に短縮され安価に希望の仕組みがついたサイトを構築できることが多いのです。

※プラグインをカスタマイズした場合は、プラグインが公式サイトで更新された際に適応してしまうとカスタマイズ部分が上書きされて消えてしまうため、今後そのプラグインを事実上更新できないようにする必要がございます。
※ワードプレスドクターではオリジナルなプラグイン開発も承っております。

CSVによるデータ処理、インポート等の機能をWordPressワードプレスに追加されたい場合はWPドクターにご相談・ご依頼ください