テーマのアップデートとその他プラグイン等がアップデートできない問題のご解決の事例をご紹介いたします。
クライアント様のご相談内容
この度のクライアント様のご相談は下記のようなものでございました。
1 更新失敗: ダウンロードに失敗しました。 cURL error 60: SSL certificate problem: unable to get local issuer certificateというエラーメッセージが出てしまい更新ができない状態です。
「SSL暗号化通信用の証明書が古い」という原因らしきことは分かったのですが、サーバー内をどうすれば良いのかが調べてもよく分からず、ご相談させていただきました。
2 Search Console により、貴サイトに影響する「解析不能な構造化データ」関連の問題が 1 件検出され、こちらの解決策として「テーマを最新バージョンにすれば解決できる」と解説しているサイトがあったため、今回テーマのバージョンアップを安全に行いたいです。
ワードプレスのテーマはアップデートするべき?
一般的にテーマのアップデートは、プラグインより不具合が出る可能性が高いです。
理由はいくつかございます。
・テーマの作成者がデザインを大きく変えることがあり、この場合子テーマを利用していても、子テーマと親テーマの整合性が取れずサイトが崩れることがあります。
・一部ではございますがテーマのデザイナーは、プログラムの整合性に無頓着であることがあり、プラグインの製作者のように過去のバージョンとの適合性について気にせず一気にテーマのプログラムや機能を変更することがあります。
・親テーマに何らかのカスタマイズを行っている場合、そのカスタマイズがアップデートにより消えてしまい、デザインが変わってしまったり、カスタマイズした拡張機能が使用できなくなったりします。
ゆえに当社ではテーマのアップデートは極力行わない事をお勧めいたしますが、テーマの新機能を利用されたい、もしくは脆弱性が既知となっている場合、テーマのアップデートが必要となってくることもございます。
ワードプレスのテーマのアップデートはプラグインより慎重に
テーマのアップデートは、前述の理由によりプラグインより慎重にするべきかと存じますが、ワードプレスドクターではテーマにカスタマイズが無いか、カスタマイズされた箇所が完全にわかっている場合は、テーマのアップデートを下記のような流れで安全に代行させていたきますことが可能です。
1 サイトのフルバックアップをとります
2 当社ローカルテスト環境にサイトのコピーを作り、テスト環境を構築します
3 テーマを実際にアップデートしてみて、動作検証の上不具合があれば修正いたします
4 ある場合は、カスタマイズを新テーマに再導入して動作するようにいたします
5 上記テスト環境のサイトを本番環境に適応いたします
WordPress ワードプレスのテーマやプラグインの安全な更新(アップデート)のご依頼・ご相談はWPドクターまでお気軽にお送りください