テーマのデザインが設定不全により壊れてしまったサイトの復旧のご依頼事例をご紹介いたします。


クライアント様のご相談内容

クライアント様のご相談内容は下記のようなものでございました。

wp-contentthemesは以下には以下4つのフォルダ(テーマ)がありました。
*****、twentynineteen、twentytwenty、twentytwentyoneです。*****は独自のもので、有効化されています。
WordPress画面にて、使用していないと思った(有効となっていない)、*****テーマ以外3つを削除したところ、ページの表示がおかしくなってしまいました。

バックアップを取っていたので、FTP接続にてフォルダtwentynineteen、twentytwenty、twentytwentyoneをwp-contentthemesに復元したのですが、表示がおかしいままです。

1.このやり方では復元はできないものでしょうか
2.もし貴社に復元を依頼する場合、どの程度の金額となるでしょうか
尚、現在該当WEBページ(https://********************)はメンテナンス表示にしています。

サイトのデザインが壊れた原因

こちらのサイト様のサイトデザインが壊れた原因は調査の結果下記のようなものとなっておりました。

・サイトのデザインがtwentytwentyの子テーマだった
・その親テーマを使用していないテーマと考えてしまい削除してしまった
・このため、親テーマの一部の機能やデザインが表示されなくなり、またテーマの設定等のデータが一部消えてしまっていた

こちらのクライアント様は幸いにもバックアップを取られていましたので、親テーマの復元と、バックアップからデータベースに記録されているテーマの設定等を復元することでサイトの表示を復旧することができました。

親テーマと子テーマの関係

ワードプレスのは親テーマの機能を引き継ぎ、一部のデザインや拡張が可能な子テーマという仕組みがあります。
このような仕組みがある理由は、親テーマをアップデートしても子テーマの拡張やカスタマイズが更新によって上書きされずに残せるようにするためです。

サイトが子テーマを適応している場合は、親テーマを削除してはいけません。また、テーマは往々にしてデザインや機能が大きく変わる場合があり、子テーマを適応していても親テーマの更新によってサイトのデザインが崩れることが多いため、当社ではなるべく親テーマの更新をする場合は、テスト環境で更新し動作確認をされることをお勧めしています。

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