ワードプレスの専門家が教えるワードプレスのサーバーを選ぶ方法

ワードプレスを運営するためのサーバーとしましては、大きく分けで大きく分けて「共用サーバー」(複数のサイトが同一のサーバーに入っている自由度は低いサーバー)と「サーバーそのもののルート権限のある」クラウドサーバーやVPSサーバー、AWSなどが上げられます。

ワードプレスはPHPとMysqlデータベースさえあれば動作し、様々な共用サーバーがワードプレスの導入を想定しているため多くの共用サーバーでも問題なく動作します。

共用サーバーではない「サーバーそのもののルート権限のある」サーバーの利用では、サーバー構築の知識やサーバーそのもののセキュリティーをも考える必要がありますので、もしワードプレスをサーバーレベルでカスタマイズするような仕組み(めったにそのような需要はないかと思います)を取られるのでないならば「共用サーバー」を利用されることをお勧めいたします。

ワードプレスを利用するのにお勧めの共用サーバー

ワードプレスを導入するサーバーとして必ず考慮する必要があるのは以下の3点になります。

・高速動作
・サーバーセキュリティー
・サーバー容量

ワードプレスドクターがおすすめするサーバーは下記になります。利用者数もかねがね下記のランキングと同様になるかと存じます。

1位 Xserver (X10もしくはX20プラン)

最も高速かつ大きなアクセス数に耐えられ(X10でも数百万PVは耐えられます)、管理画面も使いやすいサーバーです。ワードプレスに特化したセキュリティー機能もサーバー管理画面から利用できます。
サーバー容量は2位のSakuraに劣ります、また、ファイルの書き込み権限につきましてプログラムから変更できるため、多少セキュリティー上は劣ります。
※無料SSLあり

2位 Sakuraサーバー (スタンダードプラン以上)

高速性、同時アクセス数はXserverに劣ります。しかし、データベースのコントロールをプログラムから追加したりするのはXserverより自由度はより高く、容量もXseverよりコスト安になります。プログラム経由でファイルの書き込み権限を変えることができない独自の優秀なセキュリティー機能があります。
管理画面はXserverと同等の使いやすいものに最近なりました。
※無料SSLあり

3位 Mixhost

Xserverに勝るとも劣らぬ、高速性と同時アクセス数を誇る新進気鋭のサーバーです。ただ、セキュリティーに関してファイルの書き込み権限がワードプレスの利便性を考慮しているためか自動で甘くなるので、Sakura,Xserverよりマルウェアに感染しやすく、再感染も多いと思います。サーバー管理画面も海外の物で、使いにくいという声があります。
※無料SSLあり

その他ワードプレスの動作に問題のないサーバー

Lolipop、Sixcore、Hetemlは特に問題なく動作しますが、取り立てて有利な特徴はございません。

その他最新技術を利用する特殊なサーバー

wpX Speed
WPXはXserverが運営するワードプレスを拘束に表示する専用サーバーです。高速化に特化しているため、アクセス数に応じて料金が可変となりますので、アクセス数が多いサーバーでは容量やコストは割高になります。

cloudflare
cloudflareは画像やCSS,JSファイルなどを別のサーバーから配信してくれる仕組みです。このことによりサーバー負荷が8割軽減されることもあります。
ゆえに、サーバーのアクセス数が多すぎる場合は、サーバーの負荷軽減にもつながります。またDDOSと呼ばれる巨大なアクセスを送り込んでサイトをダウンさせるハッカーの攻撃を防ぐ機能も搭載されています。
導入すると設定の煩雑さからサイトの表示不全につながることもございますので慎重に導入する必要があります。

Kusanagi
Kusanagiは、サーバーレベルでワードプレスのコンテンツをキャッシングして高速配信するといううたい文句のサーバーソフトウェアです。
導入は広がっていますが、共用サーバーでの導入例はいまだないかとは存じますのでVPS等のRoot権限のあるサーバーにてご自身で構築と利用をされる必要があるかと存じます。

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